webサイトはweb屋に丸投げしてはいけない。
効果を求めるなら、絶対にダメ
現代では、ホームページ(自社のwebサイト)を構築することが当たり前になっています。
僕はこれまで15年以上、web業界に携わり、コーポレート(企業)サイト、公共、学校、店舗、ECサイト(通販サイト)の構築、デザイン、制作、ライティング、コンサルティングを行ってきました。
web屋としての経験をお伝えすると、web屋に丸投げされたサイトは、依頼主のエゴを満たすだけで、アクセスも増えないし、お問合せや成約といった・・・本来の目的を果たしていません。
もちろん、「我が社は、お金をかけて素晴らしいwebサイトを制作した」と企業イメージのアップには貢献しているので、効果がないと言うと語弊があります。
ですが、本来のwebサイトの目的である『伝わるwebサイト』にはなっておらず、アクセスもなく、成果も上げられない見栄えだけが良いサイトです。
コーポレートサイトに多い・・・
見た目が美しいだけで、伝えたいことが伝わらないwebサイトにお金をかけますか?
・・・誰も『ヨシ』とは言わないでしょ?
web屋の仕事は
はじめに知ってもらいたいのは、デザイン会社も、制作会社・・・僕が呼ぶweb屋の仕事とは『情報をweb上で公開すること』です。
どういうこと?
依頼主が公開したい情報をwebサイトに並べ、世界中の人からアクセスできる状態にすること。
ですが、web上に公開する情報は、web屋も、システム屋も、広告代理店でも作り出しません。もちろん、より伝わるように加工はできますが、ゼロから情報を作ることは出来ません。
web屋もプロなので、いつでも情報が表示できるように、理解しやすいようにデザインします。
ですが、webサイトのデザイン・制作は可能ですが、あなたの商品やサービスについての情報は用意できる訳がありません。
理由は、webサイトで公開する情報は、依頼主が伝えたいことだからです。
まだ、理解できない・・・
プロのweb屋でも無理
もちろん、依頼主の意向を想像し、ライティングを行う(文章を書く)ことはできます。ですが、ありきたりの・・・どこにでもある情報を羅列している文章です。
一見、問題ない印象を受けますが、見た目を整えただけのwebサイトになってしまいます。
どこが悪いの?
そんなサイトに魅力がある?
もし僕が、凝ったデザインや素晴らしい機能を盛り込んであるサイトに迷い込んだとしても、書いてある内容が期待外れだったら、知ろうとしない・・・読む気すら起きません。
さらに、web上にたくさん転がっている・・・焼き増しの情報は、検索サイト(googleやyahoo)にも評価されず、検索結果にも表示されることはありません。
・・・そうなんだね
つまり、公開する情報の作成をweb屋に丸投げをしても、いい結果を得られることはないということです。
声を大にして伝えたい!!
役に立つwebサイト制作の準備
もし、あなたがwebサイトを構築したい、もっと素敵なサイトにリニューアルしたいと思って、このサイトに辿り着いたなら、ラッキーです。
僕が、web屋を生業にして15年以上の経験と知識をお伝えします。
webサイトの制作を依頼する前に、必ずやらないと失敗に終わることがあります。それは『自己分析』です。
『自己分析』は必須です
あなたが伝えたい情報は、どんなことで、誰に伝えたいのか・・・最低限、これだけは考えてください。
そんなの考えているでしょ?
そうでもないんだ・・・
例えば、『とても、美味しいリンゴです。買ってください!!』と伝えたい。という依頼主がいたとする。
「了解です。web制作開始しますねっ!!」
なんてなるはずがない。あり得ませんよね。
webサイトに表示するコンテンツは「とても、美味しいリンゴです。買ってください!!」という文言と美味しそうなリンゴの写真・・・
まるで売れる気がしません。
そこを何とか・・・
無理でしょ・・・
webサイトの構築を丸投げしてくる依頼主と何度も仕事をしたことがありますが、web屋がいくら工夫、対策をしていても、役に立つサイトになることはゼロ。
web屋としてできることは、情報を表示する『箱(デザイン)』を用意することだけです。
イミテーションの情報を並べることはできます。ですが、本当の情報は、我々web屋には作れません。
せめて、どんなことを誰に伝えたいのかや、記載すべき情報は、依頼する前に用意しておくか、web屋と一緒に考え、伝えたいことを決めなければ、誰の興味も惹かないwebサイトになってしまいます。
多くのホームページが役に立たない理由は『依頼主が、商品やサービスの魅力を伝えられないこと』です。
自己分析の大切さ
ある筋によるとwebサイトは『年中無休で働く営業』と呼ばれているらしいです。確かに、全世界に四六時中、情報を配信しているので・・・っぽい。
ですが、商品やサービスの魅力が書かれていない・・・何も営業トークをしないwebサイトだったら、優秀な営業ではありません。
・・・役に立たないね
もちろん、webサイトを公開していれば、ラッキーパンチはあるかもしれません。ですが、戦略的に営業しているとは、言えませんよね・・・。
残念ながら・・・
webサイトではなく、営業として訪れた客先で、あなたの商品やサービスを売り込むとき、営業は、どんな話をするでしょうか。
何がどう凄いのか、ライバルと比べて何が優位なのか、どうすれば手に入れられるのか、手に入れるとどうなるのか・・・相手に納得してもらうために、色々な戦略を立てた営業トークをするハズです。
その情報をまとめてください。
web屋は、あなたの商品やサービスについて詳しくありません。
そんな人に営業を頼みませんよね。頼んだとしても、良い結果が出る訳ない・・・。
・・・そうだね
まずは、web屋にあなたの商品やサービスの魅力を伝えてください。
商品やサービスの魅力の情報を持っているのは、依頼主のあなたです。決して、web屋ではありません。
web屋は、情報を公開する
web屋の仕事は『依頼主が伝えたい情報を公開すること』です。さらに、アクセスしてくれた人に、より伝わるようにデザインやライティングで魅力的に見せることです。
コンテンツを生み出すツラさ
「高いお金を払って、頼んでいるんだから、web屋が良いように作れ。それが、あなたたちの仕事だろ?!」という方がいるのですが、その分の費用と時間をもらったことは、ありません。
というか、僕の場合、そんな態度を取れられると売り言葉に買い言葉ではありませんが「これまでの費用は要りません。どうぞ、他社に頼んでください」と関係を断ち切ってしまいます。
・・・社会人としてどうなの?
多くの依頼主が勘違いをしているのですが、web屋は何でもできる訳ではありません。公開する情報に責任は持てません。公開する情報・・・ネタは依頼主しか、用意ができません。
商品やサービスを提供している人間が、魅力を語れないのに、赤の他人のweb屋が、繕うことが出来るはずはありません。
商品やサービスの詳細を知らずに、売り込む・・・それが出来たら、立派な詐欺師・・・です。
確かに・・・
デザイン会社、制作会社は、見た目や機能を作り込むことに長けています。ですが、商品やサービスを提供するあなたより、商品やサービスの魅力を語れるはずはありません。
webサイトを制作する上で、もっとも大切なのはライティングです。
ライティングを行うためのネタ・・・情報は、webサイトを公開したいと思う、あなたが作る必要があると思いませんか?
ネタがないと何もできない・・・
自らの商品やサービス、会社の魅力をまとめる・・・web業界では、webサイトに表示する情報をコンテンツと呼んでいるのですが、商品やサービスに詳しい人でも、文章にするのは難しいはずです。
難しいよね・・・
難しいからと言って、web屋に丸投げしても解決はしません。
何も知らないweb屋が、あなたの商品やサービスの魅力を語って納得してもらうこと・・・ないですよね?
コンテンツを作るコツ
まとめとして、『自己分析』をするコツをお伝えします。いくつかの質問に答えるだけで、あなたの提供するコンテンツが見えてくるはずです。
なんか難しいね・・・
簡単ではないけど・・・
答えは、複数あっても構いません。どの問いも、良いコンテンツを作る上で、非常に重要です。ひとつでも欠けることがないように考えてみてください。
各詳細については、別記事でまとめる予定です。
シリスタではwebサイトの診断を行っています
シリスタでは、現在、2024年夏のキャンペーンとして、あなたのwebサイトの診断を無料で行っています。この機会にぜひ、お問合せください。
・・・無料?
まずいかな・・・
「コーポレートサイトを運営しているのに、お問合せがない・・・」
「リニューアル(新規)を考えているけど、何をすれば良いか分からない」
など、あなたのwebサイトの現状を分析して、どこをどうすれば、役に立つサイトになるのか・・・その他、webサイトの運営に関する相談もOKです。
ブログでもOKです!
お問合せは、以下のボタンからお願いします。
コメント